毎日が幸せ食堂 ~シェフにナイショでブログ始めました~

「レ・プリムール」の由来

「ビストロ レ・プリムール」なんていう名前、
覚えにくいですよね。ワタクシも、実は最初はそう思いました。

お店を始めるとき、本当に名前について、色々考えました。
思い切って全部日本語にしよう、とか。
~食堂、って付けよう、とか。

やっぱり、名前は覚えやすいほうがいいですよね。


だけど、決定した名前は、「レ・プリムール」。

あ、ちなみに、
「プリムール」という名前はシェフが思いついたんです。


今でも、なかなか名前を覚えてはもらえないようで、

プリムラ、とか、
プリメーラ、とか、
プリティ(!)

だとか、色々な名前で問い合わせが来ます。


なので、最初シェフがその名前を挙げたとき、ワタクシと
しては「う~ん」だったのです。


でも、その由来をシェフに聞いて、少しずつ、この名前が
シェフの料理を出す場所を表すのに、ぴったりじゃない!と
思うようになりました。


お客様にはなかなか覚えていただけませんが、「高円寺のプリ」
くらいでも、充分です。愛されている証拠です。



ところで、
お店の名前にある「プリムール」を検索すると、
ワインに関するHPがズラズラズラ~と、出てきますね。

フランス語のprimeurとは、元々は「新しさ」という
意味で、日本語で「プリムール」というと、

ワインの新酒
を意味することが多いようです。

例えば、ボジョレー・ヌーヴォーという呼び方も、
ワインのインポーターさんによっては、

ボジョレー・プリムール

という言い方をする方もいらっしゃいます。



とはいえ、我が店プリムールは、ワインの新酒をイメージ
してはいませんでした。

primeurには、他に、

野菜などの旬・初物
という意味があるのです。




旬の食材を(当人が飽きるまで)つかうシェフの
料理精神と、ぴったりではありませんか?


その上、

「パリには、primeurの名前が付いた八百屋さんがあったわ」

と、わたしたちのフランス語の先生が教えてくださり、
益々このお店の名前にしよう、と、決めました。

フランスの野菜は、どれもおいしそうですよね。

c0201282_0153752.jpg


ちなみに、我が店のシェフは、お正月1月1日生まれ
でして、名前に「初」が入ります。


それから、

・プリムール les primeurs

と、「プリムール」に「レ」lesの冠詞を付けるのも
ポイントです。


実は「レ」lesは、複数形primeurs(初物たち・旬たち
に付く冠詞なのです。

c0201282_0161665.jpg



一つではなく、沢山の「旬」。

c0201282_017489.jpg



c0201282_0173522.jpg


野菜ばかりでなく、魚介の「旬」も


c0201282_19293327.jpg




それが、レ・プリムール les primeurs に込められた
シェフの想いなのでございます。


とはいえ、普段は我々も、「レ・プリムール」などとは言わず、
「プリ」って呼んでますが☆
[PR]
by manmarunesan | 2009-09-15 00:24 | 無口なシェフですが・・
<< おいしいの根っこ タコ流行中? >>



とあるビストロの幸せほおばり日記
カテゴリ
全体
新メニュー登場!
ランチのこと
ディナーのこと
デザートのこと
無口なシェフですが・・
旅のおもひで
プリムールとゆかいな仲間たち
プリムールの日常
飲み物、主にお酒のこと
ビストロだけどパスタ
築地
気まぐれシェフのコース
プリムールの休日
キッシュ&タルト SEKI
未分類
以前の記事
お気に入りブログ
ライフログ
タグ
その他のジャンル
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧