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毎日が幸せ食堂 ~シェフにナイショでブログ始めました~

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牡蠣とグーシュグシュ

さて、体調を一時崩したシェフですが、今日病院に行って検査して
もらったところ、症状は安定したので病院も1週間後に来なさい、と
言われたそうです。

ご心配お掛けしましたが、どうにかこうにか、おかげさまで乗り切れたようです。
色々とお声を掛けて下さった皆様、回復をお祈りして下さった皆様、
ありがとうございます。


さて、そんな最中でも新メニューの開発には余念がないシェフ。


牡蠣で新しいメニューを出しました。その名も

牡蠣とグーシュグシュ

ん?グーシュグシュ、とな?


どんなものかといいますと、


もともとは、キッシュの具の分量を量り間違えて余らせてしまったものに
牡蠣を入れてオーブン焼きにしたところ、これが美味しかったので、新メニューと
なったのです。


バートブリゼ(キッシュの台の部分)がない牡蠣のキッシュと思っていただければ。
作る前は、こんな感じ。

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並べると、かわいいですよね。

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で、オーブンから出てきたところは、これ。

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ひー。美味しいそうですっ。寒い日にはピッタリです!っていうか、今すぐ
食べたいですっ。



で、ネーミングをどうするか、っちゅーことになったのですが、
シェフが、

食べるときにグジュグジュになるから、牡蠣のグジュグジュでいいじゃない

と、言いだしました。最初は、そのセンスのない料理名を口に出すのを
厭がっていたスタッフたちも、シェフの、


「いや、色々混ざっていることを、フランス語で“グーシュグシュ”って
言うんだよ」


という、巧みなに騙されてしまい、なんだかそれ風に発音してお出ししてるし・・。


グーシュグシュの、「グ」の発音は、フランス語のRの発音になってるし。
聞き方によっては、「ホージュホジュ」と聞こえないこともなく、ますます
フランス語風になってるし。



そして、やがて、「牡蠣とグジュグジュは対等だ!」というまんまるの
主張が聞き入られて(ええ、もう名前を変えさせることは諦めました)

牡蠣 と グーシュグシュ(あるいはホージュホジュ)

と決定しました。


シェフ的には、「ツカサアジ」にならんで、お客さんに聞いてもらいたい料理名
らしいので、これを読んだ皆さん、納得せずに、


「グーシュグシュってどんな料理ですか?」と聞いてあげて下さい。
できれば、シェフに直接。


あ、このブログのことは、シェフはまだ知りません。念のため☆
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by manmarunesan | 2010-11-19 18:41 | 新メニュー登場!

大事には至らず

今日は、元気な人でも風邪を引きそうなくらい寒いですね。

シェフですが、一晩ぐっすり寝たら体調が回復したようで、
今朝も元気に朝から豚白菜なべをペロリと平らげておりました。

病院にいったところ、「我慢しないでもっと早く来ていれば、ここまで
悪化せずにすんだのに!」と怒られて毎日通院して注射を打つように
厳命されたそうですが、でも、お店を休むほどの大事にはならず、
一安心です。

どうぞ、皆様も無理はくれぐれも厳禁でございますですよ~。

そして、早めのお医者さんを!

そして、体調が回復したら、美味しいものを!=プリムールにどうぞ! てへ☆
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by manmarunesan | 2010-11-17 13:45 | 無口なシェフですが・・

シェフダウン

全力投球しすぎてしまったのでしょうか。
シェフがダウンしました。

今日(火曜日)のディナーにもしご来店下さったお客様が
いらしたら、本当に申し訳ありませんでした。

大したことがなければいいのですが、とりあえず明日病院に
行ってみます~。とりあえずは、これまでの働きすぎた分を
取り戻す(?)ように、寝ております。

どうぞ皆様も、お体ご自愛くださいませねー。


まんまる拝
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by manmarunesan | 2010-11-16 19:52 | 無口なシェフですが・・

冬にこそ食べたいアイスクリーム!

シェフが、にやにやしながら、「お前さん、これ、食べてみなよ」と
スプーンで丸くきれいに掬ったアイスクリームを差し出しました。

・・・つまり、これは新作アイスなわけですね、シェフ?

そう、シェフがにやにやしながら何か食べ物を差し出すときは、
必ず新作の味見を要求しているのです。そして、そのニヤニヤの度合いが
強いほど、自信がある証拠なのです。


今回のそのニヤケぶりから察するに、相当の自信作のようでした。

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ただの白いアイスクリームですけどね。違うんですね。パクッ


口に入れた瞬間、何かがハジけました。

そして、ジンジャーエールのような甘い辛み!!


ショウガのアイスクリームですか!こりゃ、旨いねえ。

思わずまんまる大絶賛。悦に入るシェフ。


「あのね、最初にショウガを煮だしたものをすりおろして、
濾して、それに牛乳と砂糖を入れたんだけどさ、その段階で、
ものすごく美味しかったんだよ!」

あー、ショウガ牛乳も美味しそうだねえ。今度私もやってみよう。

どれ、もう一口。パクッ

ひー、アイスの甘さにショウガの辛味がドーンと乗っかり、
摩訶不思議な美味しさです。


シェフはよほど気に入ったのでしょう。それが完成した当日、
次々とお客さんにサービスしてました。


・・・なのであのー、アレです。使い切るのも時間の問題ですので、
これもまた気になるお客様はお早めにどうそ!
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by manmarunesan | 2010-11-16 09:15 | 新メニュー登場!

これが「つかさアジ」のメニューであります

昨日、久々にプリムールに顔を出すと


シェフのお兄さんからさっそく「ツカサアジ」が届いていました。

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アジとはいえ、かなりの大きさです。小さくて25センチ、大きいと30センチ
くらいあります。ゼイゴ(尻尾側の側線あたりにある、ゴツゴツしたでっぱり)
がなければ、鯵だとはわかりませんね。


で、そのツカサアジを三枚におろして、軽くスモーク。

あ、シェフが好んで使うスモークチップは、「りんご」です。匂いが優しいんですって。


その間にジャガイモを茹でてマッシュ・ポテトにし、そこに塩コショウのほか、
キノコやらパセリやら色々混ぜ込み、テリーヌ型に敷きます。その上に、
スモークしたツカサアジを敷き、またその上にマッシュ・ポテト、その上に
ツカサアジ、マッシュポテト・・・と、重ねて。


ツカサアジとジャガイモのミルフィーユ仕立て 


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の完成です。スモースしてるのに、アジは全然固くないんですよ~。ふっくら、
じゅわー、の、ふわわー(←最後の擬音はスモーク香をイメージ)です。





えっと、それからこちらはシェフの気まぐれで、やるときとやらないときとありますので
堂々と紹介できませんが(してますけどね)、




ツカサアジのパスタ


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ニンニクの芳ばしい香り一杯のパスタに、ツカサアジのスモークが、これまた


ドヒャー(「ます田」(←まんまるの愛する縄のれん)のご主人の言葉を借りてみました)と。


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あのー、シェフ?たしかにツカサアジはたくさん送ってもらってますが、無限にある
わけじゃないんで、そんなにドサッリ入れる必要はないんですよ?


ふー。この調子ですとツカサアジを使い切るのも時間の問題です!ご注文は
お早めにお願いします!!




それと、「ツカサアジ」なんて聞いたことないよ?と、ググって下さった皆さん、
「ツカサ」はシェフのお兄さんの名前です。お兄さんに敬意を表して、プリムールでは
お兄さんが送ってくれたアジは全部「ツカサアジ」と呼んでおります☆あしからず。
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by manmarunesan | 2010-11-14 10:48 | 新メニュー登場!

新作メニュー登場!

佐多岬、って皆さんご存知ですか?

鹿児島の、大隅半島の、突端です。東シナ海も見えるところです。

そこで、シェフのお兄さんはカンパチを養殖しています。
「養殖」というと「臭い」「べたべたしてる」「脂が多い」と
思われがちですが、なんのなんの。

シェフのお兄さんの養殖場は、大隅半島の外海です。東シナ海とも
ぶつかり合う太平洋の波に揉まれ、身のしまった美味しいカンパチが
養殖されているのです。

しかも、これまたシェフのお兄さんらしく、あんまり利益追求型の
養殖はしたいないようで、「良い場・良い餌・十分な日数」を
掛けて育てているのです。うううう。お兄さん、儲かりませんよ?


そんな美味しいカンパチですから、プリムールでもぜひお出ししたい
ところなのですが、お兄さんのカンパチは丸々と太っているので
とても細々経営のプリムールでは美味しいうちに捌き切れない
のですねえ。残念ですっ。

ただ、クリスマスの時期には、伊勢海老と一緒にカンパチも送って
貰えますので、タイミングさえあれば、来月にはシェフ自慢の
カンパチを召し上がっていただけるかもー。



で、そのカンパチの養殖場は、大きな囲いが海の中に仕込まれていて、
そこで何十匹もカンパチが育てられます。当然、餌は囲いの網を
抜けて、その外側にも流れ出て行くわけです。

と、いうことは、その近所に暮らす天然の魚たちには、その囲いの
周りは天国なわけですね。労せず餌が流れてくるのですから。

一度まんまるも見学に行きましたが、カンパチの囲いの中よりも
外側の魚の方が多いくらいでした。ブダイやアジなどがいるそうです。


シェフのお兄さんは、あんまり外の魚には関心が無いようでしたが、
最近、「アジがいっぱいでさー」(←鹿児島弁で)と、そのアジたち
をすくって(←まんまるのイメージ)、大量にプリムールに送って
来てくれるようになりました。

最初は、天然塩で一夜干ししたものを送ってきてくれましたが、
これが身がぷっくりして美味しいのです。さすがにプリムールで
アジの一夜干しを出すわけにはいきませんので、まかないやら、
お客様にお土産やらにしていましたが、そのうち、お兄さんは
獲ったままのアジを急速冷凍して、ドドーンと送ってきてくれるように
なりましたよ。


構想1カ月。そのアジをどうするか、シェフは考えました。


で、昨夜、「とうとうできたから、食べてよ!」と持ってきたのが、


アジとジャガイモのミルフィーユ


です。


すぐに食べちゃったんで、写真はないのですが、簡単に説明すると、

アジを3枚におろして軽くスモークを掛けたものに、
ジャガイモをマッシュしたものに、香草やキノコを合わせたのを
何層にも重ねて、ミルフィーユ仕立てにしたものなんです。



これが!美味しいっ!!


写真が出来たらアップしますね~。お魚が好きな方には、超超お勧めの
逸品となりました!
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by manmarunesan | 2010-11-13 08:43 | 新メニュー登場!

せっかくのお日様なので・・

良いお天気が続いて、気持ちいいですね。
でもさすがにここまでお天気が続くと、洗い物の多いプリムールでも、
さすがに干すものが無くなってしまいました。

でも、「日光貧乏」(←お日様が出ていると、「何か干さずにはいられない」人)
なまんまるは、洗濯物や布団以外に干すものを探しはじめました。

そして、とうとう


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食べ物を、干し始めましたよ。

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ショウガは、このあと、友人にもらったパキスタン土産の「カレー用スパイス(粉になってない)」
とはちみつに付けて、ジンジャーエールのもとを再び漬けようかと思ってます。
水を入れないで、そのままはちみつに漬けておけば、ショウガ紅茶の元にも
なりますし!ホットワインにもいいかもしれません!

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小さなイワシは、このあと、低温の油で煮ようと思います。揚げるんじゃなくて、
煮る、んだそうです。シェフから聞いただけなんですけど、オイルサーディンが
できるはず・・・

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そしてシイタケは、もう干してから3日くらい経ってます。これは、まかない用です
けどね。炊き込みご飯に入れて戻そうかと思ってます。いいダシが出るし、炊きあがって
から取り出して、薄切りにすると、手間いらず☆

シメジは、多分夕方には干からびていますよ。これも、イシヅキを取って、
まかない用のおつゆに入れる予定。


キノコは、一日軽く天日に干しただけでも、ぐーんとキノコ度が高まるんです。
なかなか、お店でお出しするキノコのパスタに入れる分までは干せませんけどね。

あー、昔ながらのザルが欲しいです。

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あっ、こ、これはまんまるの今日のおやつです。本当にちょっとお日様に
干すだけで、甘味が増すんですよう。

ちなみに、まんまるはデロデロになった柿を吸い食べ(?)するのが好きです~。
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by manmarunesan | 2010-11-10 12:27 | プリムールの休日

マイナー☆チェンジ

「梨のタルト」が、

ラ・フランスのタルト

に代わりました。日本の梨の、ショリショリサクサクした、江戸っ子のような
食感もいいですけど、ラ・フランスの、ネットリヌルリとした感じも、
妙齢の女性の色気のようで、甲乙付け難いですねー。


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キャラメリゼしたパリパリで芳ばしくて苦いてっぺんと、
甘味を抑えたクリームが、ネットリヌルリした女性の色香をおもわせる
ラ・フランスの、ジュワーと沁み出てくる良い香りの汁気と
相まって、立秋の寂しげな気持ちもしみじみとした気持ちに変わるに
違いありませんよ。
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by manmarunesan | 2010-11-06 22:48 | デザートのこと

嬉しいこと三連発 その3 「ます田」のこと

ご存知の方も多いでしょうが、まんまるは大酒のみでした。え?今は、まあ、
人並みですけど☆ほほほほ汗

女子大生の時に、バイト先のオッサンとオッサン候補の大学生男子と、
よく朝まで飲み明かしたものです。父親は、「まんまる(その頃は今よりも
20キロ以上痩せていて、普通もしくはふっくらの範囲内でしたよ、念のため)の
帰りが遅かったり外泊したり、きっとオトコが出来たにちがいない」と気が狂わん
ばかりでしたが、確かにオトコ(たち)と一緒でしたが、はっきり言って父親の
杞憂でした。だって、結局最後までつぶれなかったのはまんまるだったの
ですから☆てへ


ほぼ週に二回、バイトが終わると「飲み仲間」と飲みに行って、速くて終電、
遅いと始発、で、帰宅したものです。なので、当時30代、40代のオッサンが
年の順で身体を壊していき、だんだん飲み仲間のメンバーが減っていったのですが、
しばらくすると若い補強選手(身体を壊したオッサンの代わりに来た新しくバイト)が
入ってきたので、ますます飲み会は体育会系のノリになり、「何人で居酒屋に繰り出そう
とも、注文する瓶ビールは必ず5の倍数で」とかいうクダラないルールまで出来ました。


そんなおバカな飲み方なわけですから、特に味にこだわったこともありませんでした。

あ、普段はそんなにおバカでもなかったんですよ。いわゆる「箱入り娘」さんが
多かった真面目な大学のお友達と、Hanakoを片手に銀座によく繰り出していたものです。
ま、それはそれで、おバカさんだったかもしれません。思い出してみれば、
当時の銀座を私たちは「庭」と呼んでいました。歌舞伎座の昼の部の帰りに、ナイルレストランで
ムルギランチ、とか、銀の鈴でお茶したあとに銀の塔でグラタン、とか、まあベタですが
そんな女子大生生活を送っていたんです。


そんなおバカな女子大生が、初めて「料理を楽しむ」「お酒を嗜む」「値段ではなく味で
お店を選ぶ」ことを覚えたのが、大学から少し離れたところにあった、渋い焼き鳥屋さん
でした。(結局、精神が田舎者だったので、ここで「フレンチ」ということは全く
なかったです。)


そのお店は、多分脱サラされたんであろう趣味人のご主人の、こだわりにこだわった
焼き鳥と、お酒を、上品に出してくれるお店でした。一見、頑固そうなご主人ですが、
話し始めると気さくで広い守備範囲の楽しいお話をしてくれますし、一見頑固そうな
ご主人をフォローする女将さんのキュートな笑顔が、これまた素敵なのでした。

「ます田」という屋号からして、5の倍数で瓶ビールを出してくれる店とは
格が違いますよね。(もちろん、そういうお店もまだ好きですけど。)

そして何よりも、日本酒が美味しい。付け出しで出されるキャベツに塩を付けて、
それを肴に日本酒(冷酒)をキューっと。そして、もちろん焼き鳥も、美味しい。
炭で丁寧に焼いた焼き鳥は、肉の部位によって塩だったりタレだったり。
それぞれの味のハーモニーを楽しみながら、またしても日本酒をキューッと。


まさに、「大人のお店」だったのであります。


まんまるが美味しいものには労とお金を惜しまなくなったのは、このお店との出会いが
あったからだと思います。と、いうことは、このお店と出会わなければ、
プリムールのシェフと出会うこともなかったでしょう。(なぜなら、
シェフが前に居た店は、女子一人で入るにはかなり勇気のいる店構えでしたから。
それでも、「この店には何かある!」という野生の勘で勇気を持ってそのお店に入ったのが、
シェフとの出会いでした。)

そして、プリムールをやることもなかったでしょう。(なぜなら、プリムールを
やれば、シェフの美味しい料理が毎日食べられるという、食への執念は、
ます田で培われたから。)

焼き鳥屋さんと、ビストロじゃあ、あまり接点はないようですが、「作る人が
美味しいもの好き」ということ、「美味しいものをお客さんに出したい」ということ、
「それには労を惜しまない」ということ。このお店とプリムールの、根っこの部分は
同じだと思っています。


大学を卒業した後も、何かの折に、このお店にはお邪魔していました。その時々に
仲良くなった人と必ずそのお店に行ってたように思います。

ただ、プリムールを始める頃になると、(自分の)仕事以外には高円寺の外に
でることも無くなってしまい、気が付くと、このお店に足を運ばなくなって
早10年くらいが経っていました。





今年、このお店の近くに住んでいた人と仲良くなり、急にそのお店が懐かしく
なりました。

まだ、あるのかな?

お二人は元気でいるのかな?


早速、ネットで調べてみますと、おお、まだお二人とも現役でお店の暖簾を
守っていらっしゃるご様子。

そうなると、もう居ても立ってもいられなくなり、このお店近くに住む友人を
連れて、行って参りました。

・・・・・・・・・・・・


ふる里に帰る、というのはこういう気持ちなのかもしれません。お二人は
相変わらずの蘊蓄と笑顔で、10年ぶりの私と初めての友人を出迎えてくださり、
相変わらずの美味しいお酒と焼き鳥とおしゃべりでもてなして下さいました。
最後には、お店の常連さんという若いお嬢さんとも話が盛り上がり、その
話の流れから、私も実は、高円寺で食べ物屋さんをやってます、とご報告。

すると御主人、すかさず、ipad(!)を取り出して、プリムールを検索されました。

おおー、新しいもの好きの、好奇心旺盛なところも、相変わらずですね。


ここで鍛えられた美味しいもの精神が、自分のお店の根っこにあります」と
言いたいだけだったのですけど。なかなか恥ずかしくて言えませんでした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


嬉しかったのは、ご主人と奥さんが相変わらず故郷のようなお店を続けてらっしゃった、
ということ。




・・・だけではないんです。ええ。



それが、先月、ます田のご主人が実はプリムールにこっそりいらしてたんです!!!!

残念ながら、まんまるはその日プリムールには居なかったのですが、このブログのコメント
欄に、こんな書き込みがあったんです!


やきとりと申します。

承認を受けず突然のコメント失礼します。

本日、野暮用で三鷹に行ったもので・・・・
その帰りにル・プリムールさんのランチを美味しく頂いてきました。
Taxこみ2000円・・・・
非常にCPがいいですね。
牡蠣のパスタ(和)・・・牡蠣の量にドシャー

今度は、我が戦友と言ってみたいと思います。

経理担当者(まんまるさん)は頭が痛いでしょう





あれ?と思って投稿者のお名前をみると、ウヒャー、わが故郷の焼き鳥屋さんの
ご主人の愛称じゃないですかっ!!!


はーずーかーしぃー照



なんでしょうね、突然学校に親がきて勝手に授業参観してたのを後で
知った子供のような気持ちでしたよ(分かりにくいたとえですみません)。


でも、とっても嬉しかったです。お店が忙しいご主人が、まさか23区のはしっこ
まで来て下さるなんて、思ってもみなかったのですから。

しかも、「ドシャー」なんて、素敵な表現でお褒めの言葉まで!




本当に本当に、嬉しかったです。お二人のように「仲良く二人でお店を切り盛り」は
ちょっと無理ですが、でも、「ます田」の精神は(勝手に)しっかり受け継いでおります。


って、ご主人、これ、読んで下さってますか~?ipadで、読んで下さってますか~?

また、今度、シェフか、あるいは食いしん坊のお友達と一緒にお邪魔しますねー。


そして、ご主人、今度いらっしゃるときはお電話くださいましねー。そして必ず
お腹を空かせていらしてくださいねー。
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by manmarunesan | 2010-11-02 18:48 | プリムールの日常

嬉しいこと三連発 その2 H君のこと

H君は今年3月料理学校を卒業して、プリムールの正規社員として入ってきました。
シェフの兄弟子から紹介を受けて、わざわざサイタマからこんな東京23区の片田舎
に料理を勉強したいから、と、面接に来てくれたのですが、私もシェフも、礼儀
正しくキチンとしたH君を見てすぐに気に入り、即採用となりました。

あれから、もう半年以上が過ぎ、なかなか多くの子が乗り切れない真夏の厨房の
灼熱地獄も乗り切り、今ではすっかり「看板男子」となっています。

最初に受けたH君の好印象は決して外れることなく、お客様にも丁寧に接し
(あ、すみません、なかなか丁寧に接しられないまんまるで汗)、シェフの
怒号にもめげす(あ、すみません、シェフの怒号に怒号で返すまんまるで汗汗)、
とにかく文句ひとつ言わずに(す、すみません、いつも文句たらたらのまんまるで大汗)、
春が過ぎ、夏が過ぎ、秋も、終わりを迎えようとしています。

H君の良いところはあげればキリがないのですが、その中でも、特に素敵なのが、
「お客様に喜んでもらいたい」という思いでしょうか。

シェフから料理の段取りを学んで即実践、という厳しい毎日の中で過ごしていると、
目の前のことで一杯になってしまい、なかなかお客様のことまで頭が回らない
のが普通です。ましてや、社会人、料理人一年生となると、自分のことだけで
いっぱいいっぱいのはずですが、H君は、そんな中でも、お客様に気を配ることを
忘れないのです。

その気持ちが一番に現れるのが、バースデーのデザートをお持ちするときです。

あ、ちなみに、バースデーのデザートは、ハッキリ言って凄いです。シェフの
大盤振る舞いがまさにそこで発揮されます。

その日に「お誕生日です」と言われただけでも

こんなのや

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あんなの

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事前にご予約いただければ、

ひーすごすぎる

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ここまでやりますかっ

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お客様がイチゴが好きと聞いたときには、


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で。

これまでは、このスゴいケーキたちをお出しして、もう十分だとまんまるも
思っておりました。



でも、もっとお客様にサービスできることがあったのです。H君には。


なんと、H君はこれらのケーキを、「ハッピーバースデー・ソング」とともに、
客席にお持ちするんです。普段、そんな大きな声を出さないのに、この時は
お腹から大きな声を出して。真っ暗に消された客席には、ろうそくのともった
ケーキが浮かび、H君の、大きな、決して上手ではないけれど、でも心のこもった
バースデーソングだけが、響き渡ります。


恥ずかしいと思いますよ。H君は決して前にグイグイでるタイプではないのですから。

(え?お前がグイグイ出過ぎなのだ、って?えー、まー、そのー、その件につきましては
また別の機会に、おほん。)

でも、H君は恥ずかしがらずに、お店中の注目を集めながら、

ハッピバースデー♪ ディア♪ ○○さん~♪ ハッピバースデー・トゥー・ユー♪♪♪

最後まで歌い切ります。



お客様は大変喜ばれて、本当に楽しそうにお誕生日のひと時を過ごされて、こちらが
「ありがとうございました」と言う前に、「ありがとう」と言ってお帰りくださるのです。


わたしたちは、帰り際のお客様の「ありがとう」でもう十分なのですが、先日、
とあるグルメサイトで、プリムールのことが載っていました。そこには、


私にこっそり名前をきいてくれ、デザート皿にHappy Birthday ○○と名前を書いてくれ、電気を消してお兄さんが歌を歌ってケーキをもってきてくれました。それまでシャイそうなお兄さんだったのに、はっきり大きな声で歌ってくれ、これまた感激。

今まで、お洒落な街のお洒落なお店では、バースデーソング歌ってケーキを運んでもらった経験も何度かありますが、決してお洒落じゃないとはいわないけれど、地元のこじんまりしたお店では想定外!とってもとってもあったか~い気持ちに包まれました。そしてシェフが厨房から出てきて、乾杯もしてくれました。



と、書かれてありました。お料理を褒めて下るコメントは(もちろん、それも大変嬉しい
のですけれど!)これまでもいくつかありましたが、H君のことや、この日パートにきて
くれていたOさんのことまで丁寧に書いて下さったのは初めてでした。

なんでしょう、まるで自分の息子や娘が褒められたような、誇らしい気持ちでした。

と、同時に、このコメントを書いて下さった方ばかりでなく、これまでいただいた
幾百、幾千ものお客様からの「ありがとう」、にはこんな気持ちが込められていたのだなあ、
と改めて確認するとともに、何だか一人胸が熱くなったまんまるなのでした。


なかなか、この熱い気持ちをお伝えすることはできませんが、みなさま、本当に
こちらこそ、いつもありがとうございます!
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by manmarunesan | 2010-11-02 09:47 | プリムールの日常



とあるビストロの幸せほおばり日記
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