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毎日が幸せ食堂 ~シェフにナイショでブログ始めました~

まんまるのイラン料理レシピ セロリのシチュー

普段、料理はあまりしないまんまるですが(自分の名誉のために言っておきますが、
出来ない訳でも嫌いなわけでもありません。必要ないだけです。)(いやー、だって
シェフの料理が食べられるんですからね、自分でする必要がない、っていうか・・・)
(あ、自慢じゃないですYO!)、先日久々に気合いを入れて料理しました。

イランの家庭料理の一つ、ホレシェ・キャラフスです。
ホレシェとはシチューのこと、キャラフスとはセロリのこと。

実は鹿児島のお姉さんから送って来てもらった野菜ボックスの中には大量の
セロリも入っていて、

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「おまえさんの得意なアレを作ってよ。おまえさんのアレは美味しいからなあ」

と、シェフにおだてられ、アレ=ホレシェ・キャラフスを作ることになりました。

まんまるの外の仕事と、家での仕事の合間にシェフが大量のセロリと、
あと和牛すじ肉を持ってきたので、あと主な材料はタマネギくらいでしょうか。

作り方は男の手料理風でとっても簡単なので、レシピを以下載せておきますね。

分量はすべて、「男らしく、大胆に!」です。


材料・・・セロリ、タマネギ、肉(本当は羊肉。でも今回は牛のスジ肉使用)
     サフラン、塩、油


以上です。シンプルでしょ。でもセロリ好きには溜まらないと思います。


1.さて、すべての材料をザクザク切ります。
肉は大きめに(圧力なべの場合です。普通鍋なら、火が通りやすいくらいの
大きさに)切って、塩を振ってしばらく寝かします。
タマネギはみじん切り、セロリは筋を取ってお好みの大きさに。
まんまるは、スジが残るのが厭なので、繊維を断つように、小口切りにします。
葉っぱの部分は3センチくらいの幅で切って、茎の部分とは別にしておきます。


2.フライパンで、タマネギをきつね色になるまで炒めます。

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3.きつね色になったところへ、セロリの茎を投入。火が軽く通るまで炒めます。
ちょっとしんなりしたら、圧力なべへ。

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4.さらに、セロリの葉の部分をフライパンで軽く炒めます。
鍋に入りきらないので、体積を減らすためです。シナシナになったら圧力なべへ。

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5.肉もフライパンで焼いて焼き色を付けます。
この時点でお酒があれば、フランベしておくと、気持ちお肉が柔らかくなるような。
ほどよい焦げ目が付いたら、これも圧力なべに投入。

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6.圧力なべに、具が少し頭出るくらいまで水を入れて、ピッチリふたを閉め、中火にして放置。

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7.シュンシュン言いだしたら、1分くらいで、火を止めて放置。

8.圧力なべが落ち着いたら、一度肉を取り出して柔らかさをチェック!大丈夫
そうであれば、塩味を整えます。まだちょっと硬いようでしたら、もう少し、
圧力を掛けておきましょう。

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9.そのまま一晩放置

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10.翌日。サフランをぬるま湯にとかします。ちなみに、サフランはイラン北東部の
名産品で、現地ではかなり安く手に入ります。まあ、とはいえ、現地の人から
してみれば、結構なお値段ですけれど。ちなみに日本で買えば、下のサフランの
量でしたら、2000円くらいするのではないでしょうか?

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11.温め直したところに、サフラン投入。薄深緑色から、鮮やかな黄色を纏った
緑色のシチューになります。

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出来上がりです!あ、色的には日本人はダメそうですか?でも、物凄く
美味しいんですよ。

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ちなみにイランでは、これをタイ米のような長粒米と一緒に食べます。あ、ナンでも
いいですけれど。まんまるは、イランのお米(イランでも北のカスピ海沿岸で
稲作をしているんですよ!)を水と油と塩で炊いた「チェロウ」という、白いけど
ピラフのようにパラパラしてて塩味の効いたご飯の方が好きです。

セロリ独特の強い臭みはないのですが、でもやはり香草のスパイシーな香りは
しますので、セロリが嫌いな方にはおススメできませんね。

でも、サフランは婦人病に効能があり、セロリの繊維とビタミンはお肌に良いし、
そしてほどよく油の落ちた肉(牛でも羊でも)はたんぱく質が豊富ですから、
身体に良いことは間違いない!ですね。イランのお母さんたちの、愛情が
つまった一品です☆

あ、こちらはお店にはお出ししませんー。あしからずー☆
by manmarunesan | 2013-02-20 15:22 | プリムールの日常
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とあるビストロの幸せほおばり日記

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